家のリフォームをする際迷うのがどのリフォーム業者に施工を依頼するかということです。近年はスマホやパソコンなどを使ってインターネット上でリフォーム業者を探すことができますが、たくさん情報がありすぎて決められないという方もいるでしょう。そんなときに役立つのが複数の業者の見積もりを比較できる相見積もりです。
リフォームの相見積もりとは？
リフォームの相見積もりがどのようなものか知っていますか？内容を把握することでうまくリフォーム費用を節約する材料になるかもしれないのでぜひ知識として知っておくとよいでしょう。
相見積もりって何？
相見積もりとは複数の業者に見積もりを出してもらうことです。複数の見積もりがあると内容を比較できるのでリフォーム費用の相場を把握しやすくなります。
業者選びに迷っている際の参考や決め手にもなるでしょう。相見積もりはリフォームだけに限らずほかのサービスを利用する際にも活用されています。
企業が複数の会社の商品を比較するとき、個人が引っ越しをするときなどにも相見積もりをすることがあります。
相見積もりをするメリット
相見積もりをするメリットとは、どのようなものでしょうか？まずは複数の見積書を比較することで相場より高額すぎる、もしくは安すぎる業者を判別できることです。
また業者によっては即決してもらえたら値引きするといったようにアピールしてくる業者もいますが、他社との相見積もりを見てから決めるとアピールすると即決を断る理由にもなるので、即決を迫る業者とのトラブルになりにくくなるといった使い方も可能です。
また気になる業者がいるが少し金額が高いといった場合には、他社と比較しているといえば値引きしてくれる可能性があるので、相見積もりを値引き交渉にも使うことができます。
リフォームの相見積もりのポイント
リフォームの相見積もりを出してもらう際のポイントについて解説します。ポイントを把握しておくことで無駄なく行動できるでしょう。
内容は統一する
相見積もりを行う場合は予算や工事内容を同じ内容でリフォーム業者に伝えることが重要です。
リフォーム業者のおすすめする内容に変更されて見積もりを出されてしまうと同じ内容ではなくなってしまうため、こちらの希望する条件で見積もりを出してもらいましょう。
内容の詳細を記載してもらう
リフォーム業者によって見積書のフォーマットが違うため同じ内容でもどこをどう見るかは変わってきます。
工事費用一式などひとまとめになっていると費用の詳細がわからないため、項目ごとにしてもらい詳細がわかるようにしてもらいましょう。
直接会って見積もりを出してもらう
最近はリフォーム業者のウェブサイトから簡易見積もりができることが多くなっています。しかしあくまで簡易的なものなので詳細な見積もりは出せません。
簡易見積もりをしたりウェブサイトをチェックしたりしてある程度気になる業者がしぼれたら、自宅に訪問してもらい直接見積もりを行ってもらうのがおすすめです。
リフォームの希望個所もしっかり目でチェックしてもらえるので、正確な見積もりを出してもらえます。また項目ごとの見積もりを出してもらいたい、他社と比較して迷っているといったことは、メールや電話ではなかなか伝わりにくいため、訪問して直接見積もりを出してもらいましょう。
リフォームの相見積もりで成功するために知っておきたいこと
リフォームで相見積もりをうまく活用するには注意点がいくつかあります。相見積もりを成功するためにおぼえておきましょう。
相見積もりをたくさん依頼しすぎないこと
リフォーム業者のウェブサイトから簡易見積もりは簡単に申しこめます。しかし相場が知りたいからといって見積もりをたくさん依頼しすぎるのはやめておきましょう。
まず簡易見積もりで条件ややり取りの感触がよさそうな業者をしぼってから、詳細な相見積もりを出してもらうのがよいでしょう。実際に会って相見積もりを出してもらうのは3社くらいがおすすめです。
簡易見積もりをしてもらった業者全部に詳細な相見積もりを出してもらうなど件数が多すぎると、見積書の内容チェックがおろそかになってしまったり、打ち合わせ回数が増えてスケジュールを組むのが大変だったりするので、対応できる件数に抑えましょう。
他社の見積書を見せないこと
相見積もりをして費用を安くしたいからといって、他社の見積書をリフォーム業者に見せてしまうのは、マナー違反になるのでやめておきましょう。
ライバル業者のノウハウや重要な情報を流出するほか、ほかのリフォーム業者からの信頼も失ってしまうことにもつながります。
また他社の見積書を見たがるような業者がいた場合はマナーのよい業者とはいえないため、その業者へのリフォームの依頼は避けた方が賢明です。
断りの連絡はきちんと行うこと
相見積もりを出してもらい、無事納得のいくリフォーム業者に施工を依頼することができたら、見積もりを出してもらった他社へはきちんと断りの連絡を入れるのがマナーです。
見積もりを出してもらう段階で相見積もりをとること、断る際にはいつまでに連絡を入れるなど伝えておくと連絡がスムーズに行えるでしょう。
まとめ
家のリフォームを考えたときに悩むのがリフォーム業者です。近年は簡単にスマホやパソコンで情報が検索できるので、情報が多すぎて業者選びに迷ってしまうこともあるでしょう。相見積もりをとることで相場金額だけでなくリフォーム業者の雰囲気もチェックできます。相見積もりを出してもらったら場合、依頼しない業者にはきちんと断りの連絡を入れるなどマナーを守るようにしてください。
